【英語学習(に限らず)成功者の共通点】①とにかくハマっている

学習法と継続のコツ

こんにちは。会議通訳のあひるです。

仕事柄,時々こんな私にも英語を聞いてくださる方がいらっしゃいます。

特に社内通訳をしていた時には,よく聞きにきてくださる方が会議中どんどん上達されるのを見ることもあります。そういうのは純粋にとても嬉しい。

今日からしばらく,そんな方々から学ばせて頂いたことをご紹介します。

共通点①とにかくハマっている

まずひとつが,ハマっていること。

もちろん適度なペースで継続的に学習をしていれば,一定の速度で上達します。

しかしこちらが『え!?』と驚くような速さで上達される方は,努力・学習量はもちろんなのですが,それ以前にほぼ例外なく,ハマっている。

異常熱中の副次効果

『ハマっているから』と言うと,おそらく結果として長く学習するから,と思われるかもしれません。

それはもちろんそうなのですが,それ以外にも様々な効果があります。

まず大きいのは,サイクルが早いこと。
つまり,単に

勉強した→効果が出た

の1回完結ではなく,

(ハマっているので超速で)学習する→(すぐに)効果を実感する→できるから楽しくなる→またやる→(最初に戻る)

の無限ループに入っています。当然ですが,こうなると本当に早いです。

私が常々『早く効果を実感できるとモチベーションが上がるので,学習が続く』とお伝えしているのは,こういう方々から学んだことでもあります。

仕事のデキる人の『ハマり方』

これはもちろん,英語学習に限りません。

通訳という職業柄いろいろな方にお会いしますが,どんな職種でも圧倒的な成果を出す方は例外なく仕事が好きでその時その時でハマってる。

欧米人はよく休む、と言うけれど

海外の(本当に仕事ができる)エグゼクティブはみんなしっかり休む!と言われる事があります。

有名なのはビル・ゲイツのThink Week(山荘だかどこかに籠もって仕事とは関係のない本を読む1週間の休暇)でしょうか。

アマゾンのジェフ・ベゾスやフェイスブックのマーク・ザッカーバーグも家族との時間を大切にすると有名です。

確かに欧米諸国のエグゼクティブは日本の企業勤めの方に比べて長く休暇を取られるイメージ。

みんなが休暇に入る前にいろいろと片付けて行きたいということで,クリスマス前に通訳ご依頼が殺到するのも毎年の風物詩。

本当に仕事ができるビジネスパーソンは,しっかりと休暇をとってリフレッシュするから仕事の効率も上がり,新しいアイディアもうまれると。

『しっかり休まれる』という点は大いに賛同しつつ,しかし私は少し違う視点もあるのではないかと思うのです。

刺激が成果に結びつくとき

つまり,休暇にすっかり仕事を『忘れて』リフレッシュするから新しいアイディアが生まれるわけではない。

基本的に仕事にハマっていて,頭の片隅にどこか仕事のことが(ワクワク)残っているから,非日常を体験した途端にすべてが繋がり,新しいアイディアとしてどんどん結実していくように見えるのです。

休暇明け,みなさんが戻ってくる会議通訳前。準備をしている横では休みにどうしたこうしたという話に花が咲いています。

そんな時,確かに『旅行中○○があって,あれは今のプロジェクト△△に・・・』と,仕事の新たなアイディアをお話される方も多い。

しかしそういうことを仰る方は大抵普段から(『業務時間』以外も)ごく自然に,常に頭のどこかで仕事のことをあれこれ考えていらっしゃる。

時には本人も意識されないままに仕事のことが頭にあるので,いつもと違う景色や経験に触れた時にそれらが一気に結びついてアイディアになるのだろうと。

休みになった瞬間,仕事のことが文字どおり頭から完全に抜けてしまったら,まったく同じものを見てもこの発想は出てこないのではと思うのです。

以前,常に英語のアウトプットを意識している,つまり常に頭のどこかで『あれ英語で何ていうんだろう』と考えている状態になると,学習がものすごく加速するという記事を書きました。
(→現役通訳が日々感じる,カラーバス効果で英語学習が加速するしくみ

まさにこれと同じ状態かと思います。

熱中が次の熱中を生むしくみ

そしてさらに,一度なにかにハマって一定の成果を出した人は,次もまた同じようにいい成果を出されるようにも見えます。

生きていると,というと大仰ですが,キャリア人生にもいろんなステージがあります。

『いろいろ試してみる』時期もあれば,『選択と集中,一気呵成に頑張る』時期もあるでしょう。

これを年齢(若いうちは,云々)によって分けることもありますが,一方で(年齢に関係ない)一定のサイクルもあるように思います。

始めはいろいろ試してみる。その過程で面白いものを見つけて一気呵成に頑張ってみる。ある程度の成果が出ると次第に心地良く仕事ができるようになる(コンフォート・ゾーンというやつですね)。そうすると何かまた挑戦したくなって,いろいろ試してみる。その過程でまた面白いものを・・・

そんなサイクルの中,一度でもどハマりした経験があると,なにせハマっている状態だと成果が出ますから,『頑張ればできる』ことを学びます。

そうすると,次にこれをいうものを見つけた時にもまた同じように全力投球でき,そしてしっかり成果を出されるように思うのです。

ワークとライフの上手なバランス

最近日本では働き方改革が声高に叫ばれています。

もちろんしっかり休み,ライフワークバランスを整えることはとても大事。

ただこの議論,そもそも『仕事は辛く嫌なもの』が大前提となっている気がするのです。

なんというか,『いかに(嫌な)仕事を減らして生活とのバランスを』というより,『いかに仕事を楽しくしながらライフ・ワーク含めた全体の充実度を上げていくか』みたいな方向にいかないものかとは思うのですが,でも難しいのでしょうね。

古代中国では『知之者不如好之者,好之者不如楽之者(これを知る者はこれを好む者に如かず,これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)』といわれ,日本では『好きこそものの上手なれ』と言われ,ハマることの効用は古今東西言われています。

熱中することの副次効果で書きたいことはまだまだあるのですが,長くなってきたので続きは次回。

ハマると言えば↓(面白かった)

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【会議通訳あひるのプロフィール】

元:英語の苦手なシステムエンジニア。30目前の初・海外駐在をきっかけに英語を勉強して通訳に転身,現在キャリアは十数年。カナダ人夫,2男1女と日本在住。

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