こんにちは。会議通訳のあひるです。
何かを成し遂げるには努力だけでなく運も必要。しかし通訳としていろいろな方を見ていると,運って自力で引き寄せられる気がするのです。今日はそんな話です。
努力が運を引き寄せるしくみ
成功する人って,まず間違いなくハマっています。それは前回詳しくお伝えしたとおり。
そして何かにハマっていると,そのことが常に頭の片隅にある状態になります。そうすると文字どおり,あらゆる事をチャンスに結びつけられるようになってきます。
たとえば同僚との会話,親しい人との会話。
なにせハマっていることは常に頭の片隅にありますから,何を聞いてもつながります。
『それって(いまハマっている)○○みたい』,『それって(今ハマっている)●●に繋がるんじゃないか』と。
これは前回お話した,仕事にハマっている人が休暇中にいろいろなヒントを得てくるのと同じ原理。
この状態になると,まったく関係ないような会話でも,自然とその話題が増える。
そうすると,日々の会話から,たとえば関係する人を紹介してもらえる機会が増える。いい情報をもらえる機会が増える。
これは別にお願いして,もしくは無理を言って斡旋してもらってるんじゃないんです。
アンテナが向いていると、自然に関心ある情報を発信するようになります。
しかもやはり人間,真摯になにかに取り組んでいる人がいて,自分がなにかしてあげられるかもしれないと思えばサポートしたくなるもの。
こんなサイクルの結果,努力している人にはどんどん関連する情報が集まり,それが実際の機会に繋がっていくように感じます。
運をつかむとは,機会を見逃さないこと
実はこういう場面,通訳中の会議でよく見るんです。
『それならこういう人を紹介しましょうか』『それならこういうイベントがありますよ』といった声。
いつも思うのは,これは双方の準備ができていないと機会につながらない。
まず紹介される側。一見関係なさそうな,しかし実際は大きなチャンスが隠れた芽に出会った時に『これは自分の○○と繋げたら面白いかも!』と,(無意識に)頭にある状態。
そして紹介する側。相手の話を聞いて,一見関係なさそうな文脈から『ここに繋がるな』というストックが(無意識でも)ちゃんと準備されている状態。
この準備がお互いにできていないと,目の前のチャンスが見えない。
しかし何かにハマっている,つまり常に頭にある状態にあると一見無関係な文脈でもチャンスを逃さなくなります。
その結果,どんどん実際に具体的な機会を得ることになる。これが『運をつかむ』ということなのではないかと思うのです。
Right Time, Right Place
英語でよく言われる,Right Time, Right Place(適切なタイミングに,適切な場所にいる)。
これはとても大切で,ある意味『運』とも言えるものですが,一点集中して何かに取り組んでいると,この『いいタイミング,いいご縁』に連れて行ってもらえる人になれると思うのです。
英語学習でも,常に考えていることで学習がどんどん加速してくるのは以前お伝えしたとおり。
(→現役通訳が日々感じる,カラーバス効果で英語学習が加速するしくみ)
何かを達成した,成し遂げた方がよく,運がよかった,いい出会いがあった,と仰るのをよく聞きます。
これは結局,自分がしっかりと対象に向いあって(努力と思わず)努力をしていると,こうして自然とまわりが手を差し伸べるようになり,自然といい機会に恵まれるということかと感じます。
まだあと1回続きます,続きは次回。



